鰺ヶ沢くどき

 古くから鰺ヶ沢の盆踊りで歌われ踊られていた。くどきの歌詞は「新地狐のくどき」である。昔、鰺ヶ沢の盆踊りは新地の遊郭を中心に行われていた。お盆の夕暮れ、踊り手たちはまず新地の近くにある永昌寺に集まり、イヤサカ(正調鰺ヶ沢甚句)から踊り始め、夜にはくどきが踊られた。くどきは一夜を通して踊られることもあったという。戦後、ほとんど歌う人がいなくなって一時途絶えたが、当時の鰺ヶ沢公民館長・大沢清三氏らによって復興された。鰺ヶ沢くどきは、正調鰺ヶ沢甚句とともに、津軽地方の甚句やよされの元唄とも言われている。