令和6年新年のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、新春を健やかにお迎えになられたことと心からお慶び申し上げます。
まずはじめに、令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
昨年を振り返りますと、5月から新型コロナウイルス感染症の分類が5類感染症へ移行したことを受け、全国的に社会経済活動が活発となりました。白神山地世界自然遺産登録30周年を迎えた当町においては、JR東日本、津軽地域14市町村で構成される地域DMOクランピオニー津軽との連携や食の3大イベントの開催などにより多くの観光客が訪れ、にぎわいも徐々に戻ってまいりました。
一方、昨年夏の記録的な猛暑は、米やりんごなどの品質低下など、農作物への深刻な影響をもたらし、また、長引く物価の高騰が家計に重くのしかかった一年でもありました。
このため町では、子育て世帯への特別給付金、非課税世帯への物価高騰支援給付金や全町民への商品券の配布など経済支援対策に取組んできました。
津軽藩発祥の地、日本遺産の北前船寄港地、世界自然遺産の白神山地、清流赤石川、海の幸が豊富な日本海など、鰺ヶ沢町は山、川、海の自然の豊かさと新鮮な魚介類、農作物に恵まれています。
本年もこうした魅力ある資源を活用しながら、販売促進とプロモーションに取組むとともにインバウンド誘客対策にも力を入れてまいります。
人口減少、少子高齢化が進み、町の課題は山積しておりますが、誰もが安心して暮らせる魅力的なまちづくりに取組んでまいりますので、町民の皆様には町発展へのさらなるご支援とご協力をお願いいたします。
結びに、皆様方が健康で幸せな一年となりますことを祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和6年1月
鰺ヶ沢町長 平田 衛