鰺ヶ沢町公共施設管理運営方針(案)に対する意見募集について(パブリックコメント制度)

<<本記事中にあります募集要項は受付が終了しております。>>

 全国的に少子化が進む中、当町の児童・生徒の減少は、町内各小・中学校の小規模化をますます加速させ、学校教育に様々な影響を与えていくことが懸念されています。
  このため、町教育委員会では、平成20年7月に児童・生徒のより良い教育環境を図るため、「鰺ヶ沢町学区再編等検討委員会」を設置しました。
  10月15日、検討委員会から中間答申書が提出され、町教育委員会では町民の皆さんへその内容を公表すると共に、広く皆さんからの意見をいただく「パブリックコメント」を実施します。
  皆さんからお寄せいただいたご意見は、検討委員会が最終答申を取りまとめる際の参考とし、また、それを踏まえて町教育委員会が計画を策定します。
  町の将来を担う子どもたちのより良い教育環境を築くためにも、多くの皆さんからの意見をお待ちしています。

募集期間

ご意見の募集期間は平成20年10月23日~平成20年11月12日です。

募集期間は終了しました。

記載事項

 下記リンクにあります「中間答申」をご覧の上、ご意見をお寄せください。

中間答申書(PDF形式はこちら

 また、ご意見をお寄せいただく際には、鰺ヶ沢町との係わり合いがわかるような説明を付記してください。(例:町内在住者/鰺ヶ沢町出身者/町内就業者 など)

 ご意見部分は任意の様式でかまいませんので、自由に記述してください。

ご意見の提出方法

 町教育委員会教育課(役場3階)へ持参、または郵送・FAXなどでご提出下さい。
 また、メールでの提出も可能となっていますので、下記アドレスへ送信下さい。

お問合せ&送り先

〒038-2792
青森県 西津軽郡 鰺ヶ沢町 大字本町 209-2
鰺ヶ沢町教育委員会 教育課 学校教育班

電話:0173-72-2111  FAX:0173-72-7277
メールアドレス:ajkoho@town.ajigasawa.lg.jp


鰺ヶ沢町立小・中学校の適正規模及び
適正配置並びに
学区再編等について
(中間答申)

平成20年10月15日
鰺ヶ沢町教育委員会
委員長 秋 元 幹 雄 殿

鰺ヶ沢町学区再編等検討委員会
会 長  工 藤  貢

目次

1.鰺ヶ沢町立小・中学校の現状

(1)児童・生徒数の推移

 町立小・中学校の児童・生徒数は昭和46年度の4,017人を境に、以後急激な減少傾向に転じて平成20年度においては910人となっており、今後も児童・生徒数の増加は見込めない状況である。

(2)学級数の減少

 町立小・中学校の児童・生徒数の減少に伴って学級数の減少も進み、小学校においては、複式学級が7校のうち4校7クラスと増加してきている。
 また、中学校においては、2校のうち1校が将来的に各学年で1クラスになると予測される。

(3)校舎の老朽化

 現在の各小・中学校の校舎は、木造2校・非木造7校であるが、木造2校については、築後40年以上経過しており校舎の老朽化も激しく建替え等を検討しなければならない時期にきている。
また、非木造7校のうち、昭和56年度以前に建設された一部の小・中学校では、耐震性が思わしくないところもあり、耐震補強若しくは、建替えを視野にいれる必要がある。

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2.適正規模の提言

(1)国・県の適正規模の基準

 基本的考え方においては「子どもにとって好ましい教育環境は何か」という視点が基本に据えられなければならない。学校教育においては、適度の集団の中で人間性や生きる力、社会性がはぐくまれていくことが望まれており、そのような好ましい教育環境を実現していくための適正規模基準を下記の表のように定めている。
 すなわち国・県では、小・中学校の適正規模としては、全学年でクラス替えが可能で、多様な学習方法や活動を行うには12学級以上が望ましく、一方で各施設の使用や児童・生徒の指導が行き届く範囲として18学級までが望ましいとしている。

学校規模 小学校 中学校
国の基準 12から18学級 12から18学級
県の基準 12から18学級 12から18学級

 

(2)当委員会の提言

 鰺ヶ沢町の児童・生徒数の推移及び今後の見込みについては別表1に示すとおりである。平成20年度現在、小学校7校のうち複式学級が4校7クラスとなっている。
 当委員会において、小規模校は個に応じたきめ細かな学習指導ができる等小規模校のメリットがあるという意見もあった。
しかしながら、学校は人間関係を築く最も大切な場であり、幅広い人間関係や社会性を育てることが大切で、そのためには一定規模以上の環境が求められているとの意見が多くあった。
 小学校の適正規模としては、クラス替えが可能で、かつ友だちとの交流機会が多くなり、切磋琢磨が望める1学年2学級以上という意見があった。一方で小学校ではきめ細かな指導ができることがより重要であると言う事から、複式学級にならない規模でもよいのではないかと言う意見も多くあった。当委員会としては、今後の児童・生徒数の推移等も考慮し、適正規模としては、複式学級にならない程度が望ましいと判断した。
 中学校においては、教科担任制であることから、専門教科等の教員をそろえることや十分な部活動ができる程度が望ましいと判断した。

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3.適正配置の提言

(1)通学距離について

 学区再編は規模だけではなく学校と地域とのつながりや通学距離・時間も無視することはできないという意見もあった。
国の基準では、小学校や中学校を学区再編をして適性な規模にする場合の通学距離の条件として小学校は概ね4キロメートル以内、中学校は概ね6キロメートル以内としている。
 ただし、地形、気象、交通等の諸条件を配慮することになっている。当町においても通学距離の基準については、法令に準ずることとする。
 学区再編により、遠距離通学となったところについては、スクールバスの運行等の支援を望み、この場合の所要時間はおおよそ小・中学校30分程度とする。

(2)適正配置について

 良好な教育環境を維持していくためには、全国的な少子化が進む中で、児童・生徒数の減少による学校を取り巻く環境の変化に伴い、既存の学校配置を見直すことが必要である。当委員会としては、まずは、望ましい学校規模を確保することが前提で、複式学級の解消、安全性のある学校施設の改修で、将来的に小学校2校・中学校1校が望ましいと判断した。

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4.学区再編等の提言

(1)学区再編等について

 当委員会において、小・中学校の適正規模・適正配置での意見の中でも、児童・生徒数の減少で将来的には、5年以内を目途に同時期に小学校2校(一中学区及び二中学区にそれぞれ1校)中学校1校に再編することが適当であると判断した。
 ただし、小学校の木造校舎2校は、老朽化が進んでおり、体育館の耐震診断及び補修工事等も必要で、また、複式学級を有する小規模校では、学校活動が限定されている状況にあることから、子どもの教育環境のさらなる充実を図るうえでも優先的な対応が必要である。
 中学校の2校のうち1校においては、耐震性が思わしくないので早急な対応が必要である。

(2)地域と連携した取り組みによる再編

 学区再編による教育環境の充実にあたり、実施に際しては、再編に伴うさまざまな課題を検討し対応も必要である。
 保護者や地域住民と話し合いを行い、地域の実情を踏まえながら取り組む必要がある。

(3)再編による児童・生徒の環境変化への支援

 再編に伴う環境の変化により、子どもの学校生活に支障が生じないような支援が必要である。
再編の対象となる学校間での事前交流などを行い、一定の準備期間を確保して、子どもの精神的負担の軽減を図る必要がある。

(4)学校施設及び跡地の利活用

 再編に伴い、廃校となる学校施設及び跡地の利活用については、施設の現状や地域状況を踏まえ、地域の未来を育む公共施設若しくは公共性の高い施設となるような利活用を検証していくことが必要である。

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資料.町内小・中学校児童生徒推移及び推計

小学校 中学校 人数
西海 南金沢 赤石 中村 舞戸 鳴沢 建石 鰺ヶ沢第一 鰺ヶ沢第二 児童数 生徒数 児童生徒数
S46 656 368 229 451 446 287 104 741 735 2,541 1,476 4,017
S50 558 267 186 314 383 209 95 622 594 2,012 1,216 3,228
S60 399 161 137 210 335 162 64 435 394 1,468 829 2,297
H2 334 135 100 209 346 139 62 390 319 1,325 709 2,034
H7 238 112 98 164 303 103 62 365 249 1,080 614 1,694
H12 186 81 74 96 228 88 45 292 206 798 498 1,296
H15 164 76 60 82 223 73 33 239 173 711 412 1,123
H16 161 69 66 78 219 75 31 229 152 699 381 1,080
H17 145 61 59 75 217 69 28 221 137 654 358 1,012
H18 138 54 52 67 214 69 32 225 152 626 377 1,003
H19 138 48 54 65 210 58 34 211 147 607 358 965
H20 110 35 49 65 178 60 39 219 155 536 374 910
H21 107 28 47 61 181 58 42 201 128 524 329 853
H22 101 24 41 58 166 53 38 198 132 481 330 811
H23 95 21 44 54 155 47 39 181 97 455 278 733
H24 84 20 39 55 140 48 37 181 108 423 289 712
H25 82 21 34 53 123 58 37 171 102 408 273 681
H26 80 29 34 44 121 59 30 161 98 397 259 656

【小学校】

※統合前のため、山田野分校、第一鳴沢小及び東鳴沢小を合算したもの。またS46年からH12年まで、南金沢小には、統合前の深谷小、一ッ森小を、中村小には、統合前の芦萢小、第二松代分校(H15まで)、長平小を、鳴沢小には、山田野分校を加算したもの。

【中学校】

※鯵一中は、S47年度より統合第一中学校となる。また、第二松代分校(S55~)を含む。
※鯵二中は、S52年度より統合第一中学校となる。


鰺ヶ沢町児童生徒数推移グラフ

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