(趣旨)

第1条　この要綱は、鰺ヶ沢町内にある空き家の利活用による移住・定住の促進及び地域コミュニティの維持・再生を図るため、五所川原圏域空き家バンク(以下「空き家バンク」という。)を利用して、町に移住・定住を希望する者等に、予算の範囲内で鰺ヶ沢町空き家バンク活用促進事業補助金(以下「補助金」という。)を交付することについて、鰺ヶ沢町補助金等の交付に関する規則(平成13年規則第2号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(補助対象事業)

第3条　補助金の交付の対象となる事業(以下「補助対象事業」という。)は、別表第1に定める補助金区分に応じ、同表に定める事業とする。

(補助対象者)

第4条　補助金の対象となる者(以下「補助対象者」という。)は、別表第1に定める補助金区分に応じ、同表に定める者とする。

(補助対象経費)

第5条　補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、別表第1に定める補助金区分に応じ、同表に定める費用とする。

(補助金の額)

第6条　補助金の額は、予算の範囲内において、別表第1に定める補助金区分に応じ、同表に定める額とする。

(補助金の交付申請)

第7条　補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、鰺ヶ沢町空き家バンク活用促進事業補助金交付申請書(様式第1号)及び確約書(様式第2号)に、別表第2に定める補助金区分に応じ、同表に定める書類を添えて、町長に申請しなければならない。

(補助金の交付決定)

第8条　町長は、前条の規定による申請があったときは、これを審査し、適当と認めたときは、補助金の交付を決定し、鰺ヶ沢町空き家バンク活用促進事業補助金交付決定通知書(様式第3号)により、申請者に通知する。

(権利譲渡の禁止)

第9条　前条第1項の規定により補助金の交付決定を受けた者(以下「交付決定者」という。)は、補助金の交付を受ける権利を第三者に譲渡し、又は担保に供してはならない。

(補助対象事業の変更等)

第10条　交付決定者は、補助事業の内容の変更又は補助事業を中止する場合は、鰺ヶ沢町空き家バンク活用促進事業補助金変更等承認申請書(様式第5号)に関係書類を添えて、町長に提出しなければならない。

(補助金申請の取下げ)

第11条　規則第7条第1項の規定による申請の取下げをすることができる期日は、補助金の交付決定の通知を受けた日の翌日から起算して14日を経過した日までとする。

(現況調査)

第12条　町長は、補助金の適切な執行を期するため必要があると認めたときは、交付決定者に対し、現況等について報告を求め又は調査を行うことができる。

(実績報告)

第13条　交付決定者は、補助対象事業が完了したときは、速やかに鰺ヶ沢町空き家バンク活用促進事業補助金実績報告書(様式第7号。次条において「実績報告書」という。)に、次の各号に掲げる書類を添付して町長に提出しなければならない。

(補助金額の確定)

第14条　町長は、前条の実績報告書の提出があったときは、その内容を審査し、必要に応じて現地調査等を行い、交付決定の内容及びこれに付した条件に適合すると認めるときは、補助金の交付額を確定し、鰺ヶ沢町空き家バンク活用促進事業補助金確定通知書(様式第8号)により交付決定者に通知するものとする。

(補助金の請求及び交付)

第15条　交付決定者は、前条の規定による通知を受けたときは、鰺ヶ沢町空き家バンク活用促進事業補助金請求書(様式第9号)により町長に補助金の交付を請求するものとする。

(財産の管理及び処分)

第16条　規則第19条ただし書の町長が定める期間は、別表第4に掲げる補助金区分に応じて、同表に掲げる期間とする。

(交付決定の取消し等)

第17条　町長は、交付決定者が次の各号のいずれかに該当するときは、補助金の交付決定を取り消し、補助金の返還を命ずることができる。ただし、交付決定者の責めに帰すべき事由がない場合は、この限りでない。

(その他)

第18条　この要綱に定めるもののほか、補助金の交付について必要な事項は、町長が別に定める。