鰺ヶ沢町公共下水道マンホール蓋(ふた)のデザインについて
鰺ヶ沢町公共下水道のマンホール蓋
下水道施設は、道路・公園等の他の公共施設と違い、処理場以外は地下に埋められているため、普段目にすることはありません。そんな中で、マンホールの蓋だけは、皆さんが日常よく目にするものです。
マンホールとは英語でMan(マン:人)Hole(ホール:穴の意味)です。日本語では人孔(じんこう)と言いますが、孔は穴のことなので、英語をそのまま日本語化した訳語ですが、一般的にはマンホールの方が分かりやすいと思います。点検や清掃などのために人が入ることのできる穴のことをマンホールといいます。小さくて人が入れないようなものをハンドホール(手のハンドです)と呼ぶ場合もありますが、下水道では普通「桝」(ます)と呼びます。本来は、必要最低限の重さに耐える強度とスリップ防止機能、浮上防止等の機能を備えていればあまり目立つこともなく、ただ単に「蓋」として設置していたものです。
マンホールの蓋なんかどれも同じと思っていませんか?実はマンホールの蓋には、住民の方に親しみを持っていただくために、それぞれの市町村でいろんなデザインがなされいます。旅行に行ったときなど、各地のマンホール蓋を探してみるとおもしろいかもしれません。
鰺ヶ沢町のマンホール蓋には当町のマスコットである「アジ丸」がデザインされています。「アジ丸」は、町政施行百周年記念事業として町のマスコットを募集した際、最優秀に選ばれた加藤典子さん(現在芸術家として幅広く活躍中、当時中三)の作品に海のイメージを加えたデザインとなっています。鰺ヶ沢町には公共下水道の他に農業集落排水がありますが、こちらも同様に「アジ丸」がデザインされています。