令和5年新年のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、新春を健やかにお迎えになられたことと心からお慶び申し上げます。
さて、ここ数年の新型コロナウイルス感染症につきましては、これまで皆さまに感染防止などのご協力いただく一方、地域経済対策を実施してまいりました。
今後も引き続き対策に取り組んでまいります。
また、昨年8月の大雨により、鰺ヶ沢町は被害総額約37億円にのぼる甚大な被害を受けました。
町では、被災された皆さまへの支援と、災害復旧事業を進めながら、引き続き復旧、復興に努めてまいります。
さらに、県による「河川激甚災害対策特別緊急事業」、県と町による「中村川緊急治水対策プロジェクト」により、再度災害の防止・軽減に取り組んでまいります。
一方、8月の大雨被害により一部区間が不通となっていたJR五能線が、昨年末には全面再開いたしました。
観光客の往来も徐々に回復しつつありますが、今年は白神山地が世界自然遺産登録30周年を迎える一方、4月からはJR東日本による津軽地域の重点販売も実施されます。
こうした機会をとらえまして、町では「ヒラメのヅケ丼」などをテーマにした食の3大イベントや、北前船寄港地や津軽藩の歴史文化を生かした取組を進めてまいります。
さらに、津軽地域14市町村で構成される地域連携DMOクランピオニー津軽による広域観光を推進し、鰺ヶ沢町にたくさんの人を呼び込み、交流人口の拡大と経済の活性化を図ってまいります。
どうか今後とも、町民の皆さまには町発展への一層のご理解とご協力をお願いいたします。
結びに、本年が町民の皆さま方にとって、健康で幸せな年に、また、卯が跳ねるように飛躍の一年となりますことを祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和5年1月
鰺ヶ沢町長 平田 衛