特集 津軽家コレクション
光信公の館は、平成2年(1990)の開館以来、由緒ある「津軽藩発祥の地」に所在する資料館として、津軽藩ゆかりの資料の蒐集に努めてまいりました。また津軽家からも格別のご厚誼を賜り、14代当主・津軽義孝様(1907~1994)自筆による「津軽藩発祥の地」の書や絵画をはじめ、津軽家伝来の品々を寄贈いただいております。
光信公の館所蔵資料のうち、これまで蒐集された歴代藩主の直筆による絵画、書跡、和歌短冊の他、書状や肖像画、津軽家寄贈品など厳選した名品45点を、「津軽家コレクション」としてここに紹介いたします。
光信公の館所蔵資料のうち、これまで蒐集された歴代藩主の直筆による絵画、書跡、和歌短冊の他、書状や肖像画、津軽家寄贈品など厳選した名品45点を、「津軽家コレクション」としてここに紹介いたします。
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- 台帳No.126蒔絵棚
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時代・年代 - 分類 04工芸 寄贈者 津軽久子 サイズ 28cm×63cm×55.5cm - 津軽家伝来品。高蒔絵の図柄は謡曲「高砂」「養老」「羽衣」等を主題としたもの。引き出しの内側にも梨地を施している。硯が入っている引き出しもあることから、日常で身近に使用したものと思われる。
- 台帳No.130牡丹紋鏡
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時代・年代 - 分類 04工芸 寄贈者 津軽久子 サイズ 直径26cm×厚さ2cm - 津軽家伝来品。津軽家家紋の杏葉牡丹紋を施した銅鏡。「御用所菊田美作守清久」の刻銘がある。蒔絵鏡箱付き。
- 台帳No.125-1新井晴峰筆「桜図屏風」
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時代・年代 江戸後期 分類 02屏風 寄贈者 津軽久子 サイズ 75cm×283cm - 津軽家伝来品。藩抱絵師・新井家5代目晴峰(?~1838)が描いた6曲1双の屏風(右隻)。晴峰は毛利甲斐守の家来・笹山養意の2男であり、文化2年(1805)に婿養子となり、5年に跡を継いだ。師は狩野養信。晴峰はすぐれた絵画技法を持っており、狩野派の中でも完成度の高い華麗な作品を多く残している。津軽家で節句などに使用された屏風とされる。裏面にも飛鳥の絵が描かれている。
- 台帳No.125-2新井晴峰筆「桜図屏風」
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時代・年代 江戸後期 分類 02屏風 寄贈者 津軽久子 サイズ 75cm×282.5cm - 津軽家伝来品。藩抱絵師・新井家5代目晴峰(?~1838)が描いた6曲1双の屏風(左隻)。晴峰は毛利甲斐守の家来・笹山養意の2男であり、文化2年(1805)に婿養子となり、5年に跡を継いだ。師は狩野養信。晴峰はすぐれた絵画技法を持っており、狩野派の中でも完成度の高い華麗な作品を多く残している。津軽家で節句などに使用された屏風とされる。裏面にも飛鳥の絵が描かれている。
- 台帳No.113徳川家綱黒印状 津軽土佐守宛
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時代・年代 江戸前期 分類 05文書 寄贈者 - サイズ 46cm×65cm - 4代将軍・徳川家綱(1641~1680)が3代藩主信義に宛てた書状。文面は、9月9日重陽の節句の祝いとして小袖を送られたことに対する礼状。
- 台帳No.59徳川光義書状 津軽信政宛
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時代・年代 - 分類 05文書 寄贈者 - サイズ 27.5cm×61.5 (書状:19cm×44cm) - 尾張中納言・徳川光義(1625~1700)が4代藩主信政に宛てた書状。文面は「今年御手前妹縁辺仰せ出され珍重に候」とある。
- 台帳No.21津軽信政書状 自性院宛
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時代・年代 - 分類 05文書 寄贈者 - サイズ 102.5cm×56.5 (書状:35cm×49cm) - 4代藩主信政(1646~1710)が生母久昌(祥)院のことを案じて、近く対面すると述べた自性院宛ての書状。信政はよく母に孝養を尽くしたことで知られる。
- 台帳No.49津軽信寿書状 津軽靭負他宛
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時代・年代 - 分類 05文書 寄贈者 - サイズ 126cm×65.5 (書状:37.5cm×52cm) - 5代信寿(1669~1746)が津軽靭負他重臣たちに宛てた書状。父である4代信政が健在であることを喜び、年始の御料理人を選んでおくよう命じたもの。
- 台帳No.70津軽信寧黒印状 蒔苗孫右衛門宛
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時代・年代 - 分類 05文書 寄贈者 - サイズ 37.5cm×51.5cm - 7代藩主信寧(1739~1784)から蒔苗孫右衛門に発給された知行宛行状(高200石)。
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