概要
種里城跡は、赤石川を約8kmさかのぼった中流域(標高約45m)左岸の丘陵上に立地しています。現在、城域の大半は杉林となっており、主郭地区が公園化されて一般開放されています。
城跡は、中心部の主郭地区と、北側の侍屋敷地区、南西部の尾根と主郭に囲まれた下門前地区、寺ノ沢をはさんで隣接する上門前地区などの平坦地群で構成されます。
平成14年(2002)「津軽氏城跡」の一つとして国史跡に指定されました。指定面積は180,415㎡です。
発掘調査の歩み
種里城跡の発掘調査は、昭和63年(1988)「光信公の館」(資料館)建設に伴う緊急発掘調査として始まりました。その後、種里城跡の解明を目的とした学術調査が、平成3年(1991)から平成9年(1997)まで続けられました。平成10年(1998)からは周辺地区の内容確認のための調査が続けられています。
● 発掘調査のあゆみ(一覧表)はこちらをご覧下さい。