就任ごあいさつ
更新日:2024年4月16日
このたびの鰺ヶ沢町長選挙において、無投票で再選いただき、二期目の重責を担わせていただくことになり、改めてその責任の重さに身の引き締まる思いです。
さて、この四年間を振り返ると、後半の二年間は、新型コロナウイルス感染症の対応に追われましたが、町ではコロナにしっかり対応してきたと思っております。
一方で、町の歴史や食などの資源を活用し活性化に努めるとともに、町のプロモーション(宣伝活動)を徹底して行い、鰺ヶ沢町の知名度、認知度の向上に努力してまいりました。
さらに、七里長浜港から津軽港への名称変更や港湾利活用に向けた活動の拡大など、青森県や国とのつながりも強くなってまいりました。
こうした四年間で培ってきたまちづくりの土台を今後はより盤石なものにし、町のさらなる飛躍を目指してまいります。
そのためには、まず第一の取組として、新型コロナウイルス感染症対策について、ワクチン接種などの感染予防対策、経済対策にしっかり取り組んでまいります。
第二の取組として、人口減少社会のなかにあっても、町民の皆さまがずっと住み続けられるまちにしていくため、医療の確保、福祉の充実、健康で長生きできる健康対策、子育て、また、生活道路や水道、ごみ処理、し尿処理、防災など、生活環境を維持してまいります。
さらに、人材を育成する教育文化にも力を入れてまいります。
第三の取組としては、地域経済をしっかりと回していくことです。そのためには、町の様々な資源に磨きをかけ交流人口を増やしていくこと、また、農林水産物の販売体制整備などにより、農林水産業、観光、商工業の振興に結びつけてまいります。
こうした三つの取組を通じて、私は、「鰺ヶ沢町を活気のある賑やかなまち」に、また、「我々の子や孫にしっかりと託せる、希望の持てるまち」を目指してまいります。
結びになりますが、今後も、初心を忘れることなく、町民の皆さまのため、町発展のため、誠心誠意、まちづくりに取り組んでまいります。
どうか、これまで以上のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和3年12月27日
鰺ヶ沢町長 平田 衛