白八幡宮神輿渡御
白八幡宮大祭は、延宝5年(1677年)に始まり、その後隔年の開催となって明治10年代に一時中断し、明治23年(1890年)に復活した。大正時代からは4年に一度の開催となり、戦時中の一時自粛の後、昭和24年(1949年)以降現在まで続けられている(日程:8月14から16日)。このうち神輿渡御行列は、藩政時代、日本海海運によってもたらされた京風の様式であり、藩の御用湊として栄えた鰺ヶ沢の当時の面影を残す古式ゆかしい伝統行事である。往時そのままの姿が今日まで伝えられており、特に価値の高いものである。